黄蓮谷右俣&篠沢七丈瀑(甲斐駒ヶ岳)

★山域:黄蓮谷右俣&篠沢七丈瀑(甲斐駒ヶ岳)

★日付:2018.12.22(土)~24(月)

★天気:12/22 曇り→登り始めて30分ぐらいから雨→刀利天狗から曇り、12/23 曇り→坊主の滝から雪、12/24 晴れ

★山行形態:個人山行・アルパインクライミング&アイスクライミング

★参加者:山宮(CL)、岩出

★コース:尾白川渓谷駐車場→五合目小屋跡(テン泊)→黄蓮谷入渓地点→坊主の滝→二俣を右俣へ→奥千丈の滝→奥の滝→甲斐駒ヶ岳→七丈小屋→五合目小屋跡(テン泊)→木橋から左下ルンゼを篠沢へ下降→篠沢七丈瀑→木橋まで登り返し→五合目小屋跡→尾白川渓谷駐車場

★コース状況:黒戸尾根登山道は笹の平分岐から雪がちらほら。五合目小屋跡から上はアイゼンを付けたほうが無難。氷の氷結具合は7~8割程度か?黄蓮谷上部は雪が多かった。

 ◆黄蓮谷右俣(3級上、Ⅳ-)  

 【アプローチ】

 ・五合目小屋跡から雪の付いた五丈の沢を黄蓮谷まで下降。  

 【黄蓮谷~二俣 】  

  ・氷結してない小滝は巻き。   

  ・坊主の滝は中央に水流が見えていたがその右を2Pで登った。(1P目岩出リード、2P目山宮リード。)   

  ・15m滝はフリーで登った。  

 【二股~奥の滝 】

  ・二俣を右俣へ奥千丈の滝までサクサク歩く。

  ・奥千丈の滝の取付きはフリーで登りその後の200mのナメは氷の回廊ならぬ雪の回廊だった・・・

  ・瀑流帯は巻いたりフリーで登ったりで越える。

  ・10m滝、25m滝はトレースを追って登っていたら巻いていた。。

  ・奥の滝は氷が薄かったがロープを出して1Pで登った。(岩出リード)  

 【奥の滝~山頂】

   ・トレースがあったので迷わなかったが、長かった。。

 【下降】

  ・山頂まで抜けて一般登山道を下る。

 【全体的な印象】

  ・トレースがあり迷わなかったです。(ラッセルされた方々ありがとうございます。)

  ・黄蓮谷右俣はアイスクライミングというより雪山の様相でした・・・  

  ◆篠沢七丈瀑(4級、Ⅴ+)  

 ・アプローチは五合目小屋跡から一般登山道を山頂方面へ登っていき木橋のところの左のルンゼを篠沢まで下降していく。  

 ・七丈瀑は3P(1P目は中央を30m登ったバンドまで。2P目は10m程度の垂壁上まで。3P目は右上の凹角状を抜ける。)で登ろうと考えました。山宮リードで1P目を30m登り予定していた終了点で支点構築しようとしましたが氷の状態があまり良くなくアイススクリューでのビレイ点に不安があったのでそこから右へトラバースして灌木で支点を取りピッチを切りました。そこで上部3P目の核心部分をあらためて偵察し協議した結果、今の私も岩出くんも残念ながら安定してⅤ級を登れる実力がないので無理をせずに敗退決定。2P目は登らずにそこから懸垂下降しました。

 ・下降は木橋までルンゼを登り返して一般登山道を五合目小屋跡へ下る。

★感想:

(山宮)初日の雨の黒戸尾根を五合目小屋跡まで約6時間かけて28kgある荷物を背負って登ったのが辛かったし体力の無さを実感した。この半年、重い荷物を歩荷して全然ロングを登ってないので当然ではあるがまた一から鍛えなおさないと!!2日目の黄蓮谷右俣はアイスと言うより雪山の様相だった。ロープを出して登った滝は坊主の滝と奥の滝の2箇所、それ以外はフリーで登れた。奥の滝から山頂までの雪山登りは長く感じた。夕方に崩れる予報よりだいぶ早く朝から終日の雪・・・この日はテン場まで戻ったら夕飯食ってすぐに寝た。3日目の篠沢七丈瀑は微妙なトポを参考に3Pで登ることにした。1P目をサクサク快適に登り支点に良さそうな氷を探すも微妙な感じ・・・右に灌木が見えたのでそっちへ逃げて支点構築した。岩出くんがフォローで登ってきて2P目登攀開始前に上部3P目の核心部分をあらためて偵察。凹角状はクラゲ状の氷でプアプロ必死、フォールしないで確実に登れる実力がアイス2年目の私にも岩出くんにも残念ながらない・・・。短い間隔で支点を取ってその度にテンション掛けて休みながら時間をかけて登れば登れそうだが今日は最終日、下山して新潟まで帰らなければいけない。あれこれ意見をぶつけ合って無理するのは止めようと敗退決定。そこから懸垂下降で基部まで下りて今度は岩出くんリードでもう1回1P目を登って終了としました。五合目小屋跡でテントを撤収し黒戸尾根を下山、尾白川渓谷駐車場に着いたときには暗くなってました。今シーズンはピッチグレードⅤ級のゲレンデアイスをバンバンリードで練習しよう、と思いました。

(岩出)初日は雨で不快。黄蓮谷右俣は坊主の滝から氷が発達していて楽しめた。アイスクライミングと言うよりはアルパインクライミングの要素が大きいルートだと思う。篠沢七丈瀑はデカくて核心部は厳しそうだった。調子に乗ってた自分を見直す良い機会になった。

※山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1685389.html

12/22、尾白川渓谷駐車場を出発
12/23、月で明るい夜、黄蓮谷へ下降開始
五丈の沢を下って黄蓮谷まで下りてきた
暗いうちからすでに賑わっている坊主の滝
2週間前の坊主の滝とはえらい違い
順番待ち
坊主の滝1P目をリードする岩出
2P目をリードする山宮
15m滝は左の順番待ちをせず右をフリーで登る
二俣を右へ
この辺はフリーで
奥千丈の滝はフリーで
雪を被って純粋な氷の回廊とはいかず・・
雪の回廊を後にする
次の瀑流帯を目指して歩く
瀑流帯を通過中
奥の滝を目指してとぼとぼ歩く
奥の滝をリードする岩出
黙々と登る
しんどい
甲斐駒ヶ岳の山頂
七丈小屋で水補給してテントのある五合目まで下った
12/24、テン場から見える篠沢七丈瀑
黒戸尾根登山道から左のルンゼを下っていく
篠沢七丈瀑
1P目をリードする山宮
1P目を登ってくる岩出
1P目終了点から懸垂下降する山宮
1P目をリードする岩出
帰ります
登山道までの登り返しがつらい
下山完了時は真っ暗

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。「角田山からエベレストまで!!」を合言葉にアルパインクライミングを中心に活動しています。

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